不定期連載【摩周の朝礼】第一回<自分の設計図>

 

人間は、自分のプログラム=設計図を持って生まれてきています。なのに、それが学校生活や社会生活の中でだんだん汚されてしまう。自分の設計図とは、どういうふうに生きて死んでいくかということ。その設計図はDNAとか、いろんな言葉がありますけど、そこには60歳になったら太った体型になってどんどん老化をしていくとか、楽しいことが何にもなくなっているとは書いてないんです。
よく僕に「腰痛は全然治りません」という人がいます。「腰痛クリニックに行って腰痛が治らなくてもがっかりしません」と。でも、僕は「あなたの設計図には腰痛は治ると書いてあるのに、なんでそれを勝手に治らないと決めちゃうの」と言うんです。そんな話、おかしいでしょ。
結局、何が言いたいのかというと、jujubeが提唱・実践しているJUGAHというのは、自分で汚してしまった、あるいは社会や教育によって汚れてしまった自分の設計図を洗濯してくれる、クリーニングしてくれるものなんです。だから僕は来年からのテーマはキレイ。美人とかではなく、キレイな人。キレイな健康、キレイな美容、キレイな環境。全部、キレイだということがいいなと思っているんです。
今後、長寿郷を目指してjujubeは変わっていきます。人は本来、設計図のとおりでいけば、百歳まで健康で健全で心地よくて、自由なはず。それがそうではないということは、やっぱり何かしら改善の余地ありということです。
だから、その改善のために仲間をつくっていく。身体の状態で気になることをお互いに指摘したり、何でも言い合える仲間。バディ制度といってもいい。ダイエットについても、それに関して話し合える仲間。何かを指摘しても、指摘されても気をつかわない仲間。最初に互いのテーマさえ決めておけば、何を言われてもムカつかないわけですよ。
なぜ、ムカつかないか、傷つかないかといったら、それは作法という言葉でまとまっているからです。健康に気持ちよく楽しく、キレイに生きていくための作法。そして作法とルールとはちょっと違います。作法という言葉を使うと、年配の人も若い人もみんな、そこに向かってくれるんです。作法という言葉を使えばピシッと線が通るし、逆に圧迫感もない。あとは、みんながやっているという印象があるから、日本人には合ってると思うんですよね。

 

 

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